■ぼんびい式クラッチ交換作業レポート
 

 

1999年10月9日
すぎちゃんのおかげです号
作業者:杉澤、若宮、はせ、たなか
レポート:すぎちゃん


■エンジンを降ろさずにクラッチ交換はできるのか?

 チャレンジスピリットジムカーナシリーズを追っている私のAZ−1は今年の1月にLSDとノンアスベストの強化クラッチ&強化カバー(いずれもスズキスポーツ製)を組み込みました。第3戦の初入賞後は順調にポイントをGETしてきましたが、シリーズランキング3位を争っていた真っ最中の第7戦で早くもクラッチが滑り出してしまい、辛うじて3位入賞を果たしましたが、筑波サーキットから東京の八王子に着くまではブーストもかけられないほどひどい滑りが発生していました。わずか8ヶ月での交換なのですが、考えてみれば夫婦で練習と本番を消化してきたのですから倍の消耗だったわけです。クルマが欠陥だったわけでも作業をしたショップが悪かったわけでもありません。しかし交換となるとどんなに安いお店でも部品代込みで7万円以上が当たり前の世界。すでにタイヤ代や整備代でお金がないのに7万円もの予算を突然捻出するのは私にとって厳しい状況でした。筑波から戻ってきたAZを寝かせて2週間が過ぎた頃、「エンジンを脱着せずにクラッチを交換できる」という噂を聞き、その作業を実際にやっていると言う埼玉県新座市にあるリトモというショップをりょーさんに紹介してもらいました。とある土曜日、りょーさんとともにショップへ出向き、作業手順や注意事項を伝授していただきました。ついでにりょーさんにサービスマニュアル、パーツリスト等を借りて八王子へ戻ると早速行きつけのお店、「ラリーショップ・コンペ」にパーツを発注。3日後には全てが揃い、そして10/9、エンジンを降ろした状態でのクラッチ交換経験者若宮さんと「勉強になるので手伝わせて下さい」と言ってくれたはせくんが駆けつけて午前10時ごろから作業は始まりました。場所はカプチーノ乗りの友人の会社の工場を借りました。

 

用意したもの
まずは下準備
ミッションを降ろす
クラッチディスクの取り外し
クラッチディスクの取り付け
足回りなどを元に戻す
まとめ