■クラッチディスクの取り外し
 

 説明するまでもないが、初めて見る人のために。(1)はクラッチカバー。中にディスクが入っている。(2)はフライホイールだ。見えないがちょっと上にはセルモーターがある。

 写真はまだ擦り減ったプレートが入った間々のクラッチだ。

 これはミッションケースを左側から見た写真。ドライブシャフトが入るところにベアリングが見えている。手に持っているのはそのベアリングを保護するシールだ。穴の奥にはLSDが仕込まれている。つまりここまでできると言う事はミッションのO/Hなんかもで同様の手順でできてしまうわけである。

 はせくんは大学で自動車部に入っているから結構知識がある。作業が進むにつれて「なるほど、こうなっているのかぁ」と学習機能をオンにしていた。きっと頭がやわらかいのだろう・・・羨ましい・・・

 新品のクラッチディスクを用意する。写真はグリスを塗ろうとしているところだが絶対にグリスを塗っては行けない(笑)。

 ミッションケースをパーツクリーナーで洗浄した。せっかく外したのだからダストは落としてやろう。

 お茶の時間。クルマをいじっていると時間を忘れてしまうメンバーだからうまく行っても行かなくても楽しく作業できる。

 クラッチカバーの洗浄。カバーが減るというのは矢印で指している爪の部分が摩耗すると言う事だ。今回は大丈夫そうなのでこのまま取り付ける事にする。

 クラッチが外されて、フライホイールが露になっている様子。ちょっと外して穴でも開けて軽量化したいところだが思いつきの作業はろくな結果が得られないのでやめ。

 新品のクラッチディスクは厚い。こんなに減ってしまうのか・・・クラッチが臭くなったりするほど走るのだから仕方ない・・・

 見れば分かるが左が終わったクラッチプレート。リベットまで達している。右の新品も1年以内に再び左のような姿になって見る事になるのだろうか・・・