水没したAZ−1のミッションを見る、その4
水没したAZ−1が入ってきた。聞くところによると、押し寄せた水で浮いてしまって、50mほど流されたそうだ。そんな車を外観から判断する限りでは「案外水が入っていないのでは?」と推測される結果が得られた。
しかし本当にそうなのか。エンジンに引き続き、ミッションを分解して確認した結果、ミッションには水や砂が入っていることが確認できた。
ではどこから入ったのか。ミッションオイルが外に漏れ出さないということは、外部からの水の浸入もないはずだった。そうならなかった理由、水の入った経路はどこなのかを、今回探っていく。
なおこの水没車の今後だが、使える部品はそのまま使い、また他のAZ−1から部品を移植することで復活させる。
シフトユニットから水が入った説
ギヤの錆発生メカニズム、その1
ギヤの錆発生メカニズム、その2
滅茶苦茶に錆びたAZ−1のミッションを見る
水はここから入ってきた!