水没したAZ−1のミッションを見る、その1


 水没したAZ−1が入ってきた。聞くところによると、押し寄せた水で浮いてしまって、50mほど流されたそうだ。そんな車を外観から判断する限りでは「案外水が入っていないのでは?」と推測される結果が得られた。
 しかし本当にそうなのか。エンジンに引き続き、ミッションを分解して確認していく。ミッションにもこだわる理由は水の進入経路もそうだが、このミッションにはスズスポが限定10ヶで発売した2way LSDが組み込まれているためだ。これを何とか引っ張り出し、無事を確認したい。
 今回は、取り外したクラッチの状況を確認する。
 なおこの水没車の今後だが、使える部品はそのまま使い、また他のAZ−1から部品を移植することで復活させる。



クラッチ外観
クラッチカバー
クラッチディスク
フライホイール
パイロットベアリング
レリーズベアリング