タイヤやホイールから修理剤を除去する

 結構付いている修理剤。



 ところが、ウエスでこすれば簡単に取れてしまうのである。水のように吸い取るのではなく、こすって塊にして落とすという感じ。ホイールの右側は、修理剤を取った部分。



 タイヤも同様である。矢印部分が修理剤を落としたところ。



 修理剤がついた部分を拭いていくと、修理剤が塊になってくる。



 完全に綺麗になった。こんなに簡単にとれるのに、なぜタイヤが使い物にならなくなるという話になるかなあ。



 落とした修理剤を集めてみた。



 ちなみに、パンクが直った跡と直らなかった跡(写真右)。



 なぜパンク修理剤を使うとタイヤが使い物にならなくなるという話が出てくるのだろうか。推察するに、パンク修理という安い工賃の仕事を行うにあたり、パンク修理剤を除去するという余計な作業まで加えたくないのが理由と思われる。パンク跡が見つけにくいから修理不能とか理由をつけて、新品タイヤを売りつけようとする魂胆ともいえよう。タイヤチェンジャーに修理剤をぶちまけてしまうリスクもあるし。


 今回の実験の結果、ホイールもタイヤもなんとでもなることがわかった。一方、もし修理剤を長期間入れ続けているとどうなのだろうか。次頁から見ていく。