4代目

 この時代から、金属製バンパーとプラスチック製バンパーの境に近づいてくる。バンパーの隅を見て欲しい。プラスチックみたいなゴムみたいなものがついている。











 当時の思いでの品々。





 この時代からエンジンがOHVからOHCになった。OHCやDOHCに見慣れると、OHVはかなり変態的なエンジンに見える。なぜならカムシャフトがシリンダーブロックの中にあるためだ。そのカムでプッシュロッドというシャフトを上下させ、バルブを開け閉めする構造をしている。プッシュロッドが相当の重量を持つ分慣性が大きくなってしまうため、OHVはOHCに比べてエンジンが回らない構造的な欠点を持つ。
 が、いい面が1つだけある。カムを駆動させるためのチェーンがOHCよりも短いため、がちゃがちゃといった異音を発生しにくいのだ。実際旧車ミーティングか何かでエンジン音を聞き比べるとわかるのだが、古いOHVの車よりも比較的新しいOHCを載せた車の方が、エンジンの調子の悪そうな音がするものが多い。