ポート研磨前後での比較
ポート研磨前の物を見ていく。当然別個体のシリンダーヘッドである。前頁で紹介したポート研磨後の写真と比較しよう。
ポート研磨前のものには中央に鋳型の跡がみえるが、ポート研磨後は当然ながらない。
ポート研磨前のものには、所々にバリみたいなのが出ている。
ポート研磨前のものには、バルブシートとポートの形状が合っておらず、段差がある。
が、ポート研磨後は段差はない。
OUT側はというと、バリなどをさらっと取っただけぐらいの研磨だった。
いや〜、これは素人にはできんわ。特に左右に分かれるところ。ヘタをすると左右非対称のポートになってしまう。一方でできるとしてバリを取るぐらい。それ以上やったら取り返しの付かない失敗をやらかしそうな気がする。
以上現物を見える範囲から見てきた。が、これではイメージが付かないと思う。そこでポートに型取り剤を流し込んで型をとり、内部の様子がわかるようにしてみた。