型取り剤で、ポート内部の様子を見てみる、その1
いけさんの協力のもと、型取り剤をポート内に流し込んで型をとってみた。これで、外からよく見えない部分がどうなっているのか把握できるようになる。写真左が研磨後、右が研磨前のポートを型取りしたものだ。型の見方だが、写真でいうところの「ネガ」になっている。つまり型で凹んでいる部分は、実物のポートでは凸になっている。
研磨前のものから見ていく。
中央に線状のものがみえるが、これは鋳型の跡である。
矢印部分はバリのあと。こういう部分が何カ所もある。
バルブシートとポートの面があっていない部分。かなりの段差があることがわかる。
変わって研磨後のもの。横から見たところ、線状のものがない。
バリもない。
バルブシートとポートの面もちゃんと合っている。