バルブの分解2

 バルブ関係の部品は細かいうえ、部品が取り付けられている状態ではよく見えない部分があるので、今度は完全にばらした状態でどうなっているのか、より詳しくみてみよう。
 下の写真がバルブ関係の部品である。



 まずバルブコッタだが、半円錐状の形状をしており、上端部が若干膨らんでいることがわかるだろうか。この膨らみがバルブステムにある窪みにおさまって、バルブと一体化するのだ。実際にはこのバルブコッタの下にバルブスプリングリテーナがあり、さらにその下にはスプリングがある。このバルブコッタがバルブステムの窪みに収まるおかげで、スプリングがはずれないようになっているのだ。