AZ−1の部品はどのくらいの大きさにまとまるのか
さて、部品を収納するラック等は整ったが、スペースが限られているためなるべく効率よく収納したい。軽自動車とは言うものの、全長は3.5m近くなる。かなりのスペースを割く必要があるのではないかと考えたのだが実際はそうでもなかった。それを示すのが下の写真である。
幅90cm、奥行き45cm、高さ36cmのスペースの中に、ショック1台分、フロントナックル・パブ・ブレーキホイールのセット2台分、リアナックル・パブ・ブレーキホイールのセット1台分、フロントキャリパ2台分、リアキャリパ2台分、スターター及びオルタネータが2台分、ドライブシャフトに至っては3台分が納められている。その他にはマスターバックやワイパーのユニットまで入っている。無造作に置かれているように見えるが、ゴム部品(ドライブシャフトブーツなど)が変形したり、無理な形にならないようにして置いてあるのだ。この小さいスペースにこれだけのものを入れることができるのである。自動車の部品というものは、結構小さくまとめられる物なのかも知れない。