旧車における、ゴム部品の劣化
これ、AZ−1のチケットウインドウの枠。
この枠の中には、グラスランチャンネルと呼ばれるゴム部品が入っている。これが既に欠品で出ない。固くなっているとか、切れているという問題は発生していないのだが、将来的には困ってしまう事態である。
となると流用しか手がない。ポイントは、ほぼ直角に曲がっていること、そしてグラスランチャンネルの幅だ。
この2つの条件を満足するであろうグラスランチャンネルは、ボンゴに使われているものだった。ただし、それなりに値が張るので本当に流用できるかどうかの検証には至っていない。
ともあれ、なんとか流用品がありそうなので一旦解決したとして、ゴム部品の他の車の劣化状況はどうなのだろうか。確認してみた。
まずはSVX。ガルウイングではないが、チケットウインドウの構造がAZ−1とよく似ているため、劣化度合い判定のベンチマークとなりうる車だ。
特段劣化は見られない。
AZ−1と似ているもう1つの箇所、ベルトラインのモール。ここも特段の問題は無い。
AZ−1と同世代の車はまだ問題が発生しないようだ。