平成初期の小ネタ

 この車の中には、平成初期の小ネタが仕込まれていた。車と時代がかみ合わないのだが・・・



 自動車電話である。もちろん、使用不可。時代がかみ合っていないとはいえ、なぜか違和感がない。



 当時の自動車電話の会話内容は、1GHzぐらいまでの電波が拾える受信機があれば「傍受」することができた。傍受とは偶然に受信しまうことであり、故意に受信する「盗聴」とは異なる。電波法でも傍受は認められているが、その内容の開示は禁止されている。
 というわけで、当時傍受した電話の話をちょっとだけ触れると「その話、車に乗りながらする必要ある??」という緊急性も重要性もない、何の価値もない会話ばかりだった。あまりにもくだらなすぎて、くだらないという印象のみが強く残っている。

 今回はこれでおしまい。次回は、グラスランチャンネルの流用品について、さらにしつこく見ていく。