「10年基準 ユーノス500」の約20年目、その2
バブル世代のマツダ車には、困った消耗部品がある。それがバッテリー。ユーノス500もご多分に漏れず、専用バッテリーとなっている。しかもそれが高額。悪いことに鉛の価格が上がったため、量産効果の有無にかかわらずますます高くなっている。
下の写真は2台のエンジンルーム。シリンダーヘッドの色の違いが目に付くが、バッテリーを比較して見ると・・・
黄色い方は、本来あるべきバッテリーがない。移設しているのだ。もしバッテリートレイのサイズに収まる日本規格のバッテリーをいれると、高さの問題でボンネットが閉じられなくなる。
一方、こちらはバッテリーが付いている。
これ、ユーノス500専用のバッテリーではないとのことだが、高さ的にも大丈夫とのことだった。
仮にユーノス500専用バッテリーがなくなったとしても問題は回避できることが確認できたわけだが、同様の問題はバブル期の他のマツダ車にもあてはまるので、要注意だ。