異常箇所の特定、その1

 前頁ではオルタネータを車に取り付けて異常判断をしていた。が、これでは手間がかかる。そこで、B端子とオルタネータのボディー(アース)間の電圧を測定した。プーリーを手で回して電気を発生させる。回す方向はどちらでもよい。下の写真はAZ−1純正(正常品)の場合。



 B端子にテスターのプラス側を、オルタネータのボディーにテスターのマイナス側を接続し、プーリーを回した。すると、わずかではあるが、24mVほどの電圧が発生した。



 かわって異常品。同様のテストをしたら、電圧はほとんど発生しなかった。



 簡単なテストではあるが、こんなやり方でも異常判定ができることがわかった。