泥水に水没したと思われる車,エンジン部分

 エンジンルームを見てみた。泥が入っている。



 バッテリーは取り外されているが、このあたりまで泥につかったようだ。さて、このエンジンは使用できると予測される状況なのだろうか。



 バッテリーとほぼ同じ高さにある吸気配管。ここまで泥があがってきている。



 となると、エアクリに泥が入り込んでいる可能性があるので確認した。すると、泥は入っていなかった。エンジン本体は使えそうだ。



 エンジン本体は問題無いとして、補機はどうだろうか。コンプレッサーを見てみると・・・泥だらけである。コンプレッサー本体は使えると思うが、電磁クラッチに泥が入り込んでしまっているため、電磁クラッチ部分を分解してよく洗浄しないと使えないだろう。
 オルタネータも同様の状態で、洗浄しないと使えないと思う。



 一見すると何とかなりそうな車だが、廃車となってしまった。上の写真を見ていただければおわかりの通り、少なくとも96000kmは走っている。距離も距離だけに、廃車となったのだろう。