このエンジンの履歴、その2

 このエンジン、一度分解したことがあるのだ。その痕跡を見ていく。

 まず目に付いたのがインマニのガスケット。AZ−1工場出荷時のガスケットの色はブルーだったので、インマニの脱着履歴があることがわかる。



 プーリーにはマジックでマークが付けられていた。



 さらに分解を進めると、オイルシールの色が茶色だった。一方、純正は黒のNOK製。そのためオイルシールが変えられたことが考えられる。



 案の定、武蔵オイルシールのものに変えられていた。



 一方、ミッションが付いていた方のオイルシールはというと、黒のNOK製で純正品のままだった。