このエンジンの履歴、その1

 エンジンの外観を見ていく。改めて書くと、このエンジンはAZ−1に付いていた物だ。だが、インマニやオイルレベルゲージなどのAZ−1専用部品はドナーとなったワークスのエンジンに換装されたため、インマニなどがはずれた状態で頂戴した。



 一緒にもらったワークスのインマニ。



 改めてエンジン本体をみると、ブリーザーケースについている配管の向きから、このエンジンがAZ−1のものだったということが確認できる。



 タービン付き。ウオーターポンプは外れているが、外した物を頂戴した。



 カムカバーからは、例のごとくオイルが漏れていた。



 とまあこんな感じのエンジンなのだが、よくよくみると一度分解した痕跡があった。次頁では分解の痕跡を見ていこう。