ケーターハム160、エンジンその1

 ミッドシップに搭載されるK6Aターボ。個人的には、オレンジ色のクーラントを使っているだけで、通常のK6Aと異なる印象を持ってしまう。
 カムカバーの位置がボンネットギリギリのところにある(エンジンが上に上がっている)状態なのかと思ったら、意外と下にあった。写真を取り損ねてしまったが、インマニの位置がカムカバーより高いため、そのような構造になっているのかもしれない。気になる点としては、吸気系のホースがエキマニの真上を通っている点だ。熱害は大丈夫なのだろうか。





 その吸気系。普通はラジエター近辺にエアクリがあるのだが、ケーターハム160では助手席前方にある。さらにボンネット横に三角形の穴が開いており、そこから空気を吸っている。ケーターハム160は輸入車のため、エンジンが日本産であっても最高出力64PSの自主規制対象とはならない。K6Aターボのパワーを引き出すため、吸気効率を上げる(温度の低い空気を取り入れる)ようこの位置にあるのだろうか。という割には、エキマニの上を配管が通っていて吸気効率が下がる方向になるようなことをやっているし。よくわからん。



 インタークーラーは専用品で、見た目からして通常のK6Aターボより大きいものが付いている。



 次頁では、ターボチャージャーを中心に見ていく。