インジェクター噴射信号発生機をつかって評価する(中負荷時)

 インジェクターの評価時間は2分。F6Aエンジンを搭載したAZ−1で燃費換算すると、3000rpmで8km/L程度の負荷になる。



 噴射量を見てみた。評価時間は前頁と同様に2分。一番吐出量が多かったのは、2番という結果となった。

1番 2番 3番




 ここで同様の評価を正常なインジェクターで行った。



 すると、異常品の吐出量は正常品よりも、特に中負荷で明らかに少ないことがわかった。走りが悪いはずである。

正常品 低負荷 正常品 中負荷



 巷には、インジェクター洗浄サービスなるものがある。今回最も異常度が高いと判断される2番のインジェクターを洗浄すると、正常品と同等のものになって返却されるのだろうか。テストレポートも付属してくるが、自作のインジェクター噴射信号発生機を使った評価結果とどう異なるのか興味がもたれる。
 というわけで、実際に洗浄に出してみた。結果は次回お伝えするとして、発送する2番のインジェクターにポンチでマーキングした。加えて言うと、明らかに異常なロードスターのインジェクターとともに、計2本洗浄に出した。



 さてどうなるか。こうご期待。