穴径1.5mm、2.5mmの穴に対してパンク修理はできるか
今回使用したパンク修理剤は3mm程度の穴まで補修可能とのこと。ここで言う3mmとは何を指すのか? つまり、直径3mmの釘が刺さった程度のパンクが直せるのか、それとも直径3mmの「欠損」でも直せるのか・・・
通常のパンクの場合欠損は考えにくいが、ここではタイヤにドリルで穴を開け、「欠損」の状態で修理可能かどうかを見ていく。
まずは、前回1.5mmのドリルで開けた穴が補修できるかどうか試してみた。すると、何の問題もなく直ってしまった。
次に、一旦タイヤの空気を抜き、2.5mmのドリルで別の部分に穴をあけた。
パンク修理剤はタイヤの中に入ったままである。穴を開けた部分を下にして空気を入れた。すると、矢印で示すようにちょっとだけタイヤパンク修理剤が飛び散ったあと、空気の抜けが止まった。
穴の開いた面。1.5mmの穴の時のような感じになっていた。
空気圧を見てみよう。空気注入直後は、2kg/cm2。
30分経過後。空気圧の変化はない。穴はふさがった。
穴はどのようにふさがっているのか見てみた。パンク修理剤がはみ出たところをめくってみると、パンク修理剤がつまってふさがっている。
今のところ、穴径2.5mmの「欠損」までは補修できることが確認できた。次頁では限界に近い3.5mmのドリルで穴を開けたらどうなるかを見ていく。