アクセラ10周年記念ケーキ

 今回のパーティー&マツダファンフェスタの目玉は、アクセラ10周年。このような特製ケーキが作られ、さらには関係者によるケーキ入刀も行われた。



 それにしても腹立たしいというか何というか・・・AZ−1の10周年はおろか、20周年でもマツダは大して協力してくれなかったぞ。場所を貸してくれる(しかも紆余曲折があった)ぐらいだ。
 車によって対応の差が生じるマツダのロジックは以下の通りだ。まず、アクセラは現行車であること。従って顧客の声を収集し次の車種開発に反映できるため、マツダの公式イベントとしてバックアップできる、というものだ。
 一方AZ−1はというと、絶版車である。マツダとしては正直メリットがない。そのため公式にバックアップできない。例外措置がとられているのは、レジェンドとしての地位を確立しているコスモスポーツぐらいである。

 しかし、AZ−1オーナーとしては声を大にして反論したい。一生乗り続けるという覚悟のない人間にいろいろ聞いたところで、次期車種の開発に繋がる真の答えは返ってこないと。これは車に限らず、一本筋の通っていない人間に何を聞いても的確な答えが返ってこないのと同じである。また、(アクセラのことではないが)たむろして騒ぐために、そしてメシを食いに行くための移動手段としてのスポーツカー乗りからも、まともな答えは返ってこないと。となると、当然の帰結として、現時点ではAZ−1オーナーの声こそが、車作りの・スポーツカー作りの正論となり得る。が、そんな声を聞いていたら、軽量化のため内装のない車とか、ガルウイングのドアがついているとか、とても売れそうにない車ができてしまう(爆死)。
 我々としては、レジェンドの一員となるべく(というか、なれないとマツダの旧車の未来は非常に暗いと思う)、自動車趣味の本道をまっとうしていくことが1つの答えだろう。


 あと、会場でみつけた面白い物を紹介する。サインの入ったRX-8のエンジンの上にあるカバー。AZ−1にはこんなものは無いので、ボンネットなどに直接サインするしかなく、悪く言えば「落書きをするしかない」状態だが、これなら、サイン入り・サイン無しバージョンに付け替えることで、ノーマル状態を維持することができる。ちなみに、人馬一体のサインも入っていた。



 あとは・・・なんでアルファロメオのジャンパーを着ている人が、こんな所にいるの!?



 次頁では、岡山国際サーキットのロッジを見てみる。かつてTIサーキット英田と呼ばれていた頃、ここではF1 GPが行われていたのだ。トップ選手ってどんなところに宿泊していたのだろうか。そういう点でも興味が持たれる。