インジェクター吐出実験結果、その1

 インジェクターから飛び出した水が落下して落ちる板。板の長さは1.8m。写真上側の板の端までは4.2mになる。これは水がかかっていない状態。



 新品のインジェクターで試した結果。多少のばらつきはあるが、ざっくり約4mほど飛んでいる。



 Nanaoさんから提供していただいた、インジェクターの2本目。飛びが悪い。2カ所に分散して飛んでしまった。





 Nanaoさんから提供していただいた、インジェクターのフィルターにゴミが詰まっていたもの。同様に飛びが悪い。




 Nanaoさんから提供していただいた、インジェクターの3本目も同様の結果となった。いずれも新品と比較すると、飛びが悪い。
 なお、普通に動いているAZ−1のインジェクターの飛距離は、新品のインジェクターと遜色なかった。

 今までの結果をまとめると、
1.吐出量はどれもあまり変わらない。
2.噴射のプロファイルは、一部のインジェクターを除き、新品とあまり変わらない。
3.飛距離で見ると、大きな違いが出た。
となる。状況証拠だけで考えると、開弁率100%のスタティック評価の場合、飛距離がもっとも違いの出やすい指標と言えそうだ。