ノーマル(アッパーマウントのへたりあり)の計測

 ダウンサスと同様にノーマルのサスペンションも同様の計測を行った。使用したのは、タイトルにあるとおり「ノーマル(アッパーマウントのへたりあり)」である。



 肝心の縮む量(メジャーでの計測値)は、フロントが約35mm(初期値100mm−メジャー表示値65mm=35mm)となった。



 リアの場合は、約18mm(初期値100mm−メジャー表示値82mm=18mm)となった。



 前頁で紹介したダウンサスの縮み量と、本頁で紹介したノーマルサスの縮み量を比較すると、当然ながらノーマルサスの方の縮み量が少なくなっている。
 一方、ダウンスペックはノーマル比約20mm縮むということからすると、フロントは縮みすぎ、リアは若干縮み不足という結果となった。前回車両に取り付けた実験ではほぼスペック通りとなったことから、95kgという負荷は車両とくらべてかなり低いため、試験条件として適切ではなかったとも言える。しかし、手持ちの道具ではこれが限界。また同一条件で比較することに重きを置いているので、これでよしとしよう。

 次頁では、ノーマル(アッパーマウントのへたりなし)の計測を行う。