ダウンサスの計測

 ストラットASSYを立たせるための最低限の荷重をかけた。その際の木片の位置は10cmになるよう、メジャーの位置を調整した。



 さて、気になる負荷だが、ストラットASSY等込みの状態で体重計いっぱいの負荷に近いある95kgになるような力を加えた。



 フロントのダウンサスに荷重をかけたら、写真のように縮んだ。



 コイルが密になっている部分が選択的に縮んでいる。ここが縮むことで車高を落とし、本来のバネとしての機能は、コイルが粗になっている部分にゆだねられる。



 95kgの荷重ではなく、約半分の50kgの荷重をかけたところ。やはりコイルが密になっている部分が選択的に縮んでいる。



 肝心の縮む量(メジャーでの計測値)は、フロントが70mm(初期値100mm−メジャー表示値30mm=70mm)となった。



 リアの場合。



 縮む量は、約35mm程度(初期値100mm−メジャー表示値65mm=35mm)となった。



 AZ−1はリア側の方が思いので、リアのサスペンションの方が当然縮みにくい。
 以上の結果を踏まえ、ノーマルのサスペンションを見ていく。