見せてもらおうか Nissan New Mobility Conceptの実力とやらを、その3


日時:2013年4月〜10月
場所:香川県 豊島(てしま)

 国土交通省が主導する「超小型モビリティーの導入促進事業」。詳細は追って触れるが、平たく言えば軽自動車より下の規格の車をつくり、新たな足車にするための実験といってもいいだろう。
 今回、瀬戸内海に浮かぶ小島である豊島に、超小型モビリティーの規格を満足するNissan New Mobility Conceptが、期間限定・走行可能区域限定のレンタカーとしてやってきた。もともとは、「瀬戸内国際芸術祭2013」というイベント用のレンタカーとして使われるものなのだが、コンセプトカー・実証実験車を直接運転できる機会は滅多にない。そこで、芸術なんぞには目もくれず、Nissan New Mobility Conceptに乗るためだけに豊島に足を運んだ。

 今回は、足周りを中心にお伝えする。何が凄いかって、こんなサスペンションでもちゃんと走ってしまう点だ。これが車として成立する事実は、もはや発見に近い。



驚異の足周り、フロントその1
驚異の足周り、フロントその2
リアの足周り&下回り
その他、特徴的な部分
後席の座り方