インジェクターテスト装置の作成

 インジェクターの燃料噴射状態を見ることのできるテスト装置を作成した。使用するのは、インマニ、インジェクター、燃料ポンプとホースだ。

 最初に改造する(というか不要な部品を取り外す)のはインマニ。「EPI」のラベルがAZ−1と逆なので、ワークス用のインマニである。



 矢印部分のスロットルボディーをはずす。



 ハーネスやホース類をはずす。



 完全に何も付いていない状態にする。



 テスト装置は簡単な物で、手前にある燃料ポンプと組み合わせるだけ。



 先ほどのインマニにはテストするインジェクターを取り付けておく。



 インジェクター及び燃料ポンプには12Vが通電するよう配線しておく。燃料ポンプはNAのミラ用のもの。この装置製作のために500円で買った。



 この装置では、インジェクターの電磁バルブは常に開きっぱなしになる。もちろん実車では、電磁バルブが開いたり閉じたりしているため、実態を反映しないテスト装置になる。それを踏まえた上で、次頁から不良インジェクターがどのように燃料を噴射するのか見ていく。