シリンダーブロック、その2
クーラントがオイルに混入することで心配されるのがサビ。最も錆びやすいメタル部分はどうなっているのか確認したみた。メタルを取ると、やはりカフェオレが付着。
カフェオレを拭き取ると、サビの発生は認められなかった。ただ、メタルと当たる部分は黒ずんでいたが。
ちなみにクリアランスは規定値の0.04mmをクリアしていた。
メタルを拡大したところ。目立った傷はなかった。前述の通り、オイルパンをはぐった形跡があるので、恐らく一度交換されたメタルだと考えられる。
オイルクーラー及びフィルターも、見ての通り。シリンダーブロック側も見ての通り。同様に錆はわいていない。
カフェオレはエンジン全体に回っていた(当然か)。シリンダーブロックをひっくり返すと残りのカフェオレが出てきた。
が、分解している際に、カフェオレの不可思議な挙動がわかってきた。次頁では、オイルポンプとともに、その様子をみてみる。