量産型LP400

 ここからいよいよ量産型カウンタックを紹介していく。個人的にはカウンタックといえばLP400なのだが、意外にも生産台数が各シリーズの中で最も少ない。知られていくうちに、どんどん人気が高まったということか?



 なぜ個人的にLP400の印象が強いかというと、なんと言ってもルーフにあるペリスコープ。カウンタックシリーズの中で唯一付いているのがLP400とその派生モデル。後方視認性を確保しようと思いつつも機能しないあり方にしびれる。




 カウンタックの量産風景。台車の上にドンガラが置かれている状況は、量産というより手作りに近い。



 パネルの面はハンマーでたたいてあわせていたそうだ。各パネルの裏には車台番号が書かれていて、その車台番号の車にしか取り付けられないとのこと。



 いきなり色がついたカウンタック。写真を見る限りでは、電着塗装はやってないようだ。錆びるぞこりゃ。



 出来上がり。



 次頁では、カウンタックのちょっと気になる足回りを見ていく。