カウンタックLP400プロトタイプ
さすがに実車展示はないので、写真(資料)のみの展示。が、そのほうがより強烈かも、という写真を紹介する。
実は両面刷りのポスター。片面づつあるということは、このポスターは2枚展示されているということだ。
ぱっとみて驚かされるのが、プロトタイプのカウンタックの色が緑だったという点だ。しかもダートを走っている。我々のもつカウンタックのイメージを根底からぶち壊すような写真である。
この妙な写真、妙なカウンタックの詳細を見ていこう。なぜかダートの上、しかも水溜りに写り込ませた写真が多い。
ダートを走るカウンタック。ボディーには泥がついている。オフロード車でもないのに、こんな写真をポスターにするか??
「水面に写るカウンタック」といえば聞こえはいいが、水溜りに写るんじゃあ全くさえない。
撮影場所はいったいどこかというと、ベルトーネの裏山なのだそうだ。「ランボルギーニはなんちゅうセンスのない会社だ」と思われるかもしれないが、撮影したのはベルトーネ側。こんな写真を平気で掲載するのでは、デザイン力のセンスを疑われそうなものなのだが・・・
詳細を見ていこう。LP500と比較して、エアの取り入れ口が増えた。ただし、サイドウインドウはLP500と同じままである。
ステアリングは市販車っぽくなってきた。サイドブレーキがサイドシル部分にある。またシートは固定のようだ。それにしても、でこぼこして座りにくそうだ。
ヘッドライトとテールライト。
それにしても、なんでこんな写真になったかなあ。理解に苦しむ。