リア部分、その2

 再度、斜め後方から。矢印で示す段付き部分をふまえつつ、中に入っているエンジンを想像してみたい。



 エアアウトレットに寄って撮影したところ、ラジエターが見えた。ラジエターはエアアウトレット全体ではなく、中央部分のみにあることがわかる。またこのスリット部分にランプが隠されているわけでもなさそうだ。



 ここにラジエターがあるとなると、ラジエターの全高は上の写真で示す矢印の部分より低いことになる。通常の場合、エンジン(正確にいうと、クーラントが循環する最も高い位置)は、ラジエターもしくはサブタンクより低い位置にある。そう考えると、タッカーの5500ccエンジンは、意外に全高が低いと考えられ、リアウインドウから続くふくらみには、エンジンの一部さえも入っていないのではと考えられる。サブタンクがあるとすれば、この膨らみだろう。


 図体の割に非常に小さいリアコンビランプ。よく見ると、バルブが縦に2つ付いていることがわかる。1つがウインカー、1つがストップランプと思われるが詳細は不明。一番下についている赤いのは反射板だ。これじゃあ絶対に日本の車検に通らない。





 しかし、どうやってバルブの交換をするのだろう??


 次頁からは内装を見ていく。