シフトユニットについている小部品の流用可能性検証

 アルト及びK6AのミッションについているシフトユニットはAZ−1にポン付けできないが、シフトユニットについているスプリングなどの小部品は使える可能性がある。
 検証したいのは下の写真にあるスプリング類。Eリングやワッシャ、ナイロン製のスペーサーなどは共通部品で問題なく使用できるため検証しない(即ち、シャフトの径はAZ−1と同一である)。



 まず@のスプリング。上側のスプリングはアルトのものだ。外径及びスプリング長はAZ−1とほぼ同じなので、使えるだろう。



 Aのスプリング。同様に外径及びスプリング長はAZ−1とほぼ同じなので、使えるだろう。



 Bのスプリング。これも使える。



 念のため記しておくと、上記スプリングは下のように引っかける。



 なお、アルトのシャフトについている大きな部品には、「AZ−1のシフトフィールを改善するよう努力してみる、その1」で紹介した金属ボールがついていない。ただしサイズは同じなので、金属ボールが付いていないことを気にしなければ流用可能だ。




 次に、CT系ワゴンR(4WD)についているシフトユニットについているスプリングなどの小部品が使えるかどうか見ていく。このシフトユニットは、一別しただけでAZ−1に流用不可能ということがわかる。



 シャフトについている大きな部品には、「AZ−1のシフトフィールを改善するよう努力してみる、その1」で紹介した金属ボールがついており。サイズも同じなので流用可能だ。



 Eリングやワッシャ、ナイロン製のスペーサーなどは共通部品である。スプリングの流用可能性を検証するが、下の写真を見ての通り、部品の位置が明らかに違う(上のシフトユニットがAZ−1のもの)。そこで、白線で結ばれたスプリングについて検証していく。上述の通り、シャフトの径はAZ−1と同一である。



 アルトのシフトユニットで流用可能性検証を行った際の写真の番号で見ていくと・・・
 @のスプリングは、コイル径が細いものの長さはほぼ同じだったので、流用可能と判断する。バネレートはわからないため、部品が無いよりマシというレベルだと考えた方がよさそうだ。



 Aのスプリングも同様であった。



 Bのスプリングは全く同じだろう。



 次頁からは、シフトユニットの一番上についているレバーの流用可能性を検証していく。