日本自動車研究所の電気自動車、C・ta、その1
先ほどから自動車技術会とか日本自動車工業会とか似たような名前の組織が出てくるが、日本自動車研究所もまた全くの別組織である。
その日本自動車研究所(通称JARI)が作った次世代電気自動車のコンセプトカーがC・taだ。なんで電気自動車の紹介を・・・と思われているかもしれないが、実はこの車、AZ−1と関係があるのだ。ネタばらしは最後に。
日本自動車研究所は、こんな広いテストコースも持っているのだ。
C・taのリアビュー。キャビンは透明なドラム缶状。上の写真でもわかるが、ドアが開いた状態で展示されていた。ガラガラと回転させて開けるガルウイング。勝手に、ドンガラウイングと呼んでおこう。
ドンガラウイングの詳細。ちなみにAZ−1と同じ形状のガルウイングを提案したところ、ボツになったそうだ。
この車のボディー(フレームといった方が正しい)もまたカーボン製。
次頁からはC・taのコンセプトなどを見ていこう。