AZ−1側自己紹介の様子

 SGFのご厚意により、AZ−1も自己紹介を行うことになった。トップバッターは私であった。会場に集まったAZ−1の中でもノーマルに近いものであるため、まずは一般的な紹介をすることにした。とりあえずおきまりの羽根を広げた状態で停車、後は「AZ−1展示セット(ただし、内容は旧車ミーティングで使ったものと同じ)」を置いての紹介だ。唯一違う点といえば、「AZ−1とトヨタ2000GTの比較」というパネルを新たに作ったことである。無謀とも思える比較だが、よくよく見ると意外な共通点も発見されるところが面白い。
 自己紹介の中い質問のコーナーがあったのだが、そこで寄せられたものの内、最も多かった質問を紹介しよう。

「ボンネットにあるエアインテークは何にするもの?」

 AZ−1はリアエンジンなのに、なぜエアインテークがフロントにあるのかという質問である。皆さんご存じの通り、これは室内にエアを導くためのものなのだが、この事実は案外知られていないようだ。
 次の自己紹介はYO-YOさん。ご存じの通り、このAZ−1はスペックスのボディーキットに換装されているため、普通とは明らかに異なるスタイリングをしている。また内装も赤で塗られたり本皮仕様にしていたりと、当日集まった車の中で最も気合いの入っている仕様であるため、内外装に質問が集中した。ちなみにSERA側は限りなくノーマルに近いように維持している車が多く(モディファイしているつもりなのかもしれないが、滅茶苦茶モディファイしているAZ−1を見慣れるとノーマルに維持している様にしか見えない)、ここまでやっているのはいなかった。
 お次はいけさん。これもまた、ノーマルとは異なった外観をしている車だ。M2顔にキックルーバー・ランチャ風リアスポ・縁石センサーという仕様である。これだけスタイリングが異なっても全て同じAZ−1だというのだから、SERA側としては非常に驚いたことだろう。質問の方はやはり縁石センサーに集中したようだ。