「中華」という会社の車
これが中国の中古車売場だ。広大な敷地にたくさんの車が並べられている。


「ここ以外で売買してトラブルが起こっても知らん」という意味らしい看板もある。

いきなり飛び込んできた中国ならではの怪しい車を紹介しよう。ポンティアックにもBMWにも似ているこの車、「中華」という会社が作っている車だ。いわゆるパクリ車である。なおパクリ車には中華のような非正規パクリと正規パクリがある。正規パクリ車については別頁で紹介する。
「中華は絶対に買うな」というのが中国人の常識らしい。3年間はもつが、それ以上はあらゆる箇所が壊れて修理代がかかってしかたがないとのこと。

価格は6.65万元。「こんなボロ、こんな価格で絶対に買わない」とは、ガイドの孫さんの言葉。

こっちの中華はもう完全にBMWのパクリだ。
なお内装も見てくれも豪華なのだが、トラックのシャシーの上に乗用車のボディーをのっけているのが中華とのこと。まあこういうやり方は昔のアメ車でもよく行われていたので、そんなものか。
いきなり怪しい車を紹介したが、次頁からはもっと怪しい車を紹介する。