見せるぜ!マツダスピリット、その2

 サインしてもらったボンネットの車は、ご存じのとおりセパン24時間耐久を走り、さらには09年の広島市交通科学館の企画展「カーレース 日本からの挑戦」にて787BとRX500に挟まれて展示された実績を持つ、マツダスピリットが注入された公道走行可能な車だ!
 で、サインしてもらった後は、AZ−1が陣取っている観客席最前列に展示しマツダスピリットを誇示。実際のところは駐車場に持って帰って再度取り付けるのが面倒だっただけなのだが・・・WIN95が発売されたとき、「Macintoshに栄光あれ〜!」と叫んで走り回った人間の心境だ。いや同じマツダ車だから、WIN7が発売されたとき「WIN95に栄光あれ〜!」と叫んで走り回る人間の心境と言うべきか。
 ちなみに、ロードスター関係でネタやマツダスピリット、はたまたロードスタースピリット(←どんなんか知りませんが)を公開している人はいなかったように思う。聖地三次で、また大人数の前で誇示し鼓舞し互いに切磋琢磨する機運を持ち上げてこそのミーティングなのだが・・・一人でも多くのロードスターオーナーが「こっちの世界」に来ることを期待するし、その素養を持った人がたくさん残っているということもこの20周年ミーティングで確認できた。






 ボンネットにペタペタ貼っているのは解説文だ。有り難いことにこのボンネットの写真を撮影してくれたロードスターオーナーもたくさんいた。またプレスとして会場にやってきた人の中には、セパンで一緒に走った人もいたぞ。




 この車のゆえんを示した写真。色が変なのはファイルホルダーに入っているため。




 サインしてもらったボンネットを取り付けたところ。




 開発者のサインが入ってこそ、車に魂が入る。ちなみに今回もボンネットを持ってきたロードスターオーナーはいなかった。まあ駐車場までの距離が距離だけにしょうがないところはあるが、台車で運ぶことはできただろう。なんといってもロードスターにはトランクという快適装備があるのだ。コース上で台車をころがすななんて規定はなかったし。ちなみに20周年ミーティングでは、コース上を自転車やキックボードで走らないという規則ができた。なぜこんな規則が出来たかというと、多分私が10周年の時に折り畳み式自転車でコース上を走行したからだろう。「実名でのサインの件といい、またお前の仕業か!」と怒られそうだ。