BMWイセッタ250、その1
クラブミーティング会場には、これといった車がなかったので、走行会のパドックへと足を運んだ。するといました、めぼしい車が。
これBMWイセッタ250。250ccのBMW製エンジンを載せた車だ。
最大の特徴は、なんとドアがフロントにあること。

今から遊びに行きます、という雰囲気がただよう荷物の置き方。排気量は250ccだが軽自動車ではない。軽自動車にできなくもないが、構造変更が必要とのことだ。
当然エアコンなどはなく、風は横のウインドウとキャンバストップから抜けていく。ちょうど後ろに写り込んでいるフィアット500と同じような構造だ。

イセッタは「バブルカー」と呼ばれる。車体に対するガラス部分の大きさがバブルを思い起こさせるからなのだそうだ。同じバブルカーであるAZ−1とは全く違う意味である点も面白い。

ちなみに、イセッタと同義の日本のバブルカーには「フジキャビン」などがある。
では次頁から、詳細部分を見ていこう。