オイルクーラーの向きを変えても大丈夫なのか、その2
オイルクーラーの向きを変えることで、オイルの流れに問題が発生しないのだろうか。棚オチしたということでヤフオクで購入したジャンクのシリンダーブロックを使って検証してみた。
矢印部分はオイルが出てくる穴だ。ここから出てきたオイルはオイルクーラーを通り、オイルフィルターを通ってシリンダーブロック内に送り込まれる。
もう少し詳細に経路を説明すると、1の部分がオイルポンプの付いている部分で、この穴からオイルが送り出される。そして先ほど説明した穴(「2」と表記してある穴)から出ていき、オイルクーラー・オイルフィルターを通り3の穴を通ってシリンダーブロック内に送り込まれる。
オイルが通るとどうなるのか検証した。しかしオイルをどぼどぼ流すことは出来ないので、1の穴にホースを突っ込み水道水を流して確認してみた(事前に脱脂したので、付着したオイルが流れ出ることはない)。
う〜ん、出ている。
実はもう1カ所、オイルの出口がある。それはタービンへのオイルライン。矢印の部分だ。
AZ−1にもともと付いているオイルクーラーとオイルフィルターを取り付けて水を流すと・・・
タービンへのオイルラインからも水が出てきた。
ちなみにクランクシャフトには、こんな風にオイルが降り注ぐ。
オイルの流れがどんな感じかを確認したところで、オイルクーラーの種類を変えたり向きを変えたりして流れに変化があるかどうか確認してみよう。