オイルクーラーのゴム配管を太いものにする、その1
メンテナンスハッチをあけるとすぐ見える冷却水が通っているゴムホース。これが裂けてクーラントが漏れだし、オーバーヒートしてお釈迦になったエンジンは数知れず。補修部品では網の入った対策ホースになったが、網の入らない未対策のホースが一部だけ残った。それが「未対策」と写真上に表記してあるホースである。なぜ網が入らないのか。それは網が入ることでホース径が太くなり、タービンとコンプレッサーの狭い空間に入らなくなるためである。
対策品が一部でも存在するということは、その分リスクが低下するように思われる。が、見方をかえると最も弱い網のないホースに負荷が集中するということであり、逆にリスクを増やしているのではないだろうか。
そこで、オイルクーラーのクーラントの出入り口の向きを変え、「未対策」と表記してあるホースを「網入り」にしてみた。
なお、この周囲のホースを「網入り」の対策ホースに交換していない人は、この際交換しておこう。
オイルクーラーの向きを変えても大丈夫なのか、その1
オイルクーラーの向きを変えても大丈夫なのか、その2
オイルクーラーの向きを変えても大丈夫なのか、その3
オイルの出口の位置