オイルクーラーの向きを変えても大丈夫なのか、その1
このアイディアを思いついたのは、パーツカタログをめくっているとき。AZ−1のオイルクーラーのクーラント出入り口は上向きになっている。
が、最終型のF6Aでは、オイルクーラーのクーラント出入り口が下向きになっていることを発見した。
クーラント出入り口が上向きになっているのは、エアが噛み込まないようにするためだと考えていたのだが、どうもそうではないらしい。
下の写真は、中央が初期型のF6AであるAZ−1のエンジンについているオイルクーラー、左が2型のF6Aについているもの、右が最終型のF6Aについているものだ。大きさ的にはほとんど同じだ。
実際にどのように取り付けられているかというと、初期型F6AであるAZ−1の場合は・・・
2型のF6AはAZ−1と同じ向き。
最終型は下向きだ。
下向きにしても問題ないのなら、AZ−1についているオイルクーラーの向きを写真のように下向きにしても問題ないはずである。なお最終型のオイルクーラーに付け替えてもよいのだが、最終型のパイプ径は初期型と比較すると5mm程度太い。無理にホースを挿して裂けてしまったら意味がないので、もともと付いているオイルクーラーの向きを変えることにした。
が、こんなことをして本当に問題ないのだろうか。次頁より検証する。