ユーノス500を揺さぶるバブル崩壊の波
AZ−1の場合、バブル崩壊の荒波を受ける前にすでに撃沈してしまったわけだが、ユーノス500は5チャンネル体勢維持のためにもつぶすわけにもいかず、前期型と後期型で涙ぐましいコスト低減が行われていた。その一旦を紹介しよう。
ドアラッチのカバーが後期型では無くなった。
 |
 |
前期 |
後期 |
グローブボックス内にあったフェルトが、後期型では無くなった。
 |
 |
前期 |
後期 |
前期型では日本専用のコーションラベルが、後期では多言語表記になった。
 |
 |
前期 |
後期 |
なんかこれ、(・ω・)みたいに見える。

ドアのキーシリンダー。矢印の部分の色が違うことが分かるだろうか。これ、キーを差し込もうとすると内部のランプが光るようになっているためプラスチックなのだ。で、外見上は前期も後期も同じなのだが、後期はランプがなくなり点灯しなくなった。
現在はキーレスエントリーが主流のため、このギミックを標準で装備している車は無いのでは?? あったら教えてくだされ。

他にも目で見てわからないコスト低減が随所にあると思われる。