国立国会図書館に「AZ−1のすべて」を納本しに行く


 納本制度とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことで、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられている(国会図書館のHPより)。
 見方を変えると納本とは、国家権力の中枢にAZ−1をねじ込み、未来永劫その栄光を国家レベルで残すことのできるチャンスだといえる。皆さんの協力を得て有益な情報を広く無償で展開し後生に反映させるという当HPをあり方は、所詮は個人レベルの活動でしかない。機会があれば、わずかであっても国家レベルの話まで高めたい。




 かつて、国産名車コレクションを納本しようとしたとき、『これはミニチュアカーが主体となっているため納本の対象には該当しないので受け付けられない』という、とほほな回答が国立国会図書館からあり、納本することができなかった(←本屋で売っているものなんだから、これは絶対に本だよ本)。

 その後も国家権力の中枢にAZ−1を加えるべく種々調査を継続したところ、「AZ−1」関連本が一切納本されていないことが明らかとなった。そこで今回、1992年に発行された「モーターファン別冊 ニューモデル速報 第124弾 AUTOZAM AZ−1のすべて」を16年振りに納本すべく、国会図書館へと向かった。


納本する本
国立国会図書館、その1
国立国会図書館、その2
果たして納本できたのか!?