シャンテ、その2
矢印で示しているのはワイパーモーター。防水のためビニールのカバーがかけられている。が、ボロボロになっていないのがすごい。

タイヤは10インチ。もはや選択の余地がないということで、トラック用のタイヤを履いている。

面白いのがサイレンサー。フロントのバンパーの後ろ、ラジエターの下当たりにプリサイレンサーがついている。今の普通の車ならもっと後ろに付いているので、特異に感じる。

後ろから見たところ。矢印がメインサイレンサー。

ここからは風変わりなシャンテを紹介しよう。なんと電気自動車になったシャンテである。電気自動車はかなり前からあるのだ。というより車の歴史をひもとくと、ガソリン自動車より電気自動車の方が先に開発された。

モーターはフロントにあるとのこと。冷却する必要がないためラジエターグリルがなくなっている。なんかカッコ悪。

バッテリーは後ろにある。しかも全部鉛電池。仮に重さが1ヶ10kgだとすると、バッテリーだけで80kgにもなる。
細かい話だが、ガソリンの給油口がそのまま残っているが、何か用途はあるのだろうか。

最近の電気自動車と比較すると、隔世の感がある。