シャンテ、その1

 21世紀に入ってまだ10年と経っていないが、これだけのシャンテが広島に集まるのは今世紀最後だろうと既に言われている。






 シャンテの大家がAZ−1オーナーの中にいるので、詳細を語るとボロが出るためやめておこう(笑)。というわけで、普段はあまり見れない部分を見ていこう。
 まずはエンジンルーム。シャンテは360cc時代の軽自動車なのだ。水冷2スト2気筒エンジンを搭載している。スペアタイヤはエンジンルームの中にある。




 ちょっとわかりにくいが、プラグコードが2本ある。2ストだけあって、簡素なヘッドだ。




 一見すると不思議なデスビ。真ん中のコードはイグニッションコイルにつながっており、残りの2つはスパークプラグへつながる。例えば3気筒エンジンならプラグにつながる部分は正三角形状に配置されているし、4気筒なら正方形状だ。となると2気筒の場合は直線上にあってもおかしくないのだが、そうなってない。これはエンジンが何らかの拍子で逆回転するのを防ぐため。




 矢印で示しているのはオイルタンク。ウオッシャータンクかと思った。結構大きい。




 ウオッシャータンクはどこにあるかというと、スペアタイヤの下にあるのだ。