タービン

 若干不安が残るタービン。前回紹介したが、冷却水が通るパイプがなぜかはずされていたのだ。しょうがないのでシングルカムターボのワゴンRの解体車からパイプのみとってきて付けてみたが、やはりパイプの曲がり方があわずそのままでは付けることが出来なかった。ワークスから取ってきたタービンのパイプと入れ替えよう。
 話が脱線したが、ブレードにはガタはなく、ちゃんと回ってくれたので使えるだろう。



 やはり実走行が少ないと見える。この表示部分は肉痩せして読みとれないことが多いのだが、こいつははっきりと分かる。AZ−1専用タービンである。同じRHB31でも、A/R比が異なっているのだ。




 走行距離4万キロのエンジンは、摩耗度合いという観点からすると特に問題無いことが分かった。ただ、長期保管のエンジンはシリンダー内面に錆びが発生している可能性があることも明らかとなった。どこかで長期間眠っている解体車のAZ−1があっても、すぐに手を出すのは危険かもしれない。

 次回はこのオヤジが集めている怪しい車について紹介する。