その他の部分

 その他の部分を見ていこう。

 EGRバルブ。一見すると破れなどはないのだが・・・




 ゴムホースからエアを吹き込むと・・・




 破れていることがわかってしまった。




 破れるとアイドル不調、エンジンがオイルでべとべとになるといった弊害がある。なおEGRバルブを取り外してブラインドキャップをしても事実上問題はないが、排ガス中のNOxが増える。アルミの平板を加工するだけでブラインドキャップは作れるが、純正品もある。MA61等のワゴンRワイドに「プレート、EGRバルブ」というのがあり、これが使える。部品番号は18491-61A00だ。



 酸素センサー。穴が詰まっているようなことはなかった。




 矢印部分はインマニにつけられている温度センサー。




 わかりにくいがハーネスのコネクターが折れてしまった。最近のF6Aでよくある劣化だ。瞬間接着剤で補修した。




 折れやすいコネクターはまだある。サーモスタットケースについている電動ファンのSWのコネクター。今回は折れなかったが別のエンジンで折れたことがあった。




 その他、ドロドロだったミッション部分にブレーキクリーナーを吹きかけて洗浄。



洗浄後


 見てのとおり、非常にきれいになった。ブレーキクリーナーを吹きかけるだけなので、エンジン搭載状態でもきれいにすることが出来る。気になっている人はやってみよう。ただし、エンジンが冷えてから作業しよう。




洗浄前


 以上、21万キロ走行のエンジンの外観を見てきた。エンジンの内部については別途レポートする。非常に興味が持たれる。