エンジン外観

 21万キロのエンジン外観。矢印の部分にオイルが付いているが、これは定番のエンジンオイル漏れ+オイル交換の時にこぼれたオイルが付着したものだ。一瞬不安になるような状況だが、特段の問題はない。




 インマニ側から見たところ。ペリメーターフレームにオイルが付着したような跡が見られるが、これはエンジンを降ろしているときに付着した冷却水だ。




 インマニをはずしてオイル漏れをチェック。カムカバーとシリンダーヘッドの間に漏れが見られるが、特段問題にならないレベルだ。




 オイルレベルゲージの付け根はオイル漏れがひどい。これは異常レベル。漏れが発生した理由は、タイミングベルト交換時にオイルレベルゲージの挿し方が不適切だったことだ。タイミングベルトを交換した事のある人は、自分のエンジンがどうなっているか一度確認した方がいい。修正はエンジンを降ろさなくても可能だ。レベルゲージの付け根をブレーキクリーナーで脱脂し、液体パッキンをつけてからレベルゲージを差し込むとオイル漏れはとまる。




 エキマニ側から見たところ。やはり漏れがあるが問題となるレベルではない。




 サーモスタットケースのあたり。漏れたオイルがべっとりと付着しやすい部分だ。オイルが付着した上に埃がべったりとついて、黒くなっている。しめっているわけではないため、最近はオイル漏れが止まっていたようだ。




 以上のように外観は若干悪いが、レベルゲージの根本以外は特段の問題は見られなかった。