当HPを作っているシステム

 本邦初公開、この乱雑な部屋が私の部屋であり、当HPを作っている現場である。




 まず使用しているパソコンは、Power Mac G3 DT266、なんと今から10年も前のパソコンだ。




 OSはMac OS 8.6。古すぎる。




 どれくらい古いかというと、サポートが無いためにFlashの再生ができないほど古い。こんな粗末な設備でもアクセス数が200万件を超えるHPが2つ作れるのだ。マシンパワーではない、コンテンツこそがモノを言うのである。回線は約1年前にISDNからNTTの光回線に変えた(タイミング遅すぎ〜)。が、パソコンの能力が低すぎ、そのメリットを十分に教授できていない(爆死)。パソコン本体には10BASE-Tがついているが、光回線のメリットを生かすようPCIスロットに100BASE-TXのカードを付けてもスピードが全然変わらなかった。
 毎週毎週飽きもせず更新しているが、いったいいつコンテンツを作っているのかと不思議に思われている方も多いかと思う。実は移動時間も利用して作っているのだ。今回の11周年記念も現在羽田から広島へと向かう飛行機の中で書いている。雲があるため下の様子がよく分からないが、ちょうど名古屋の手前あたりだと思う。文章を書く時間はそんなに長くない。頭の中にできあがったイメージを一気に吐き出しているだけなので、今回の11周年記念も、約7時間くらいで作り上げている。原稿文字数が決まっていないため出来る話で、もし文字制限があったらそうはいかないだろう。
 移動中に使っているパソコンが、PowerBook 1400のG3アクセラレーター搭載仕様だ。これがまた重くて厚いパソコンで、重量が3.1kgもあるため持ち歩くのは大変だ。新しいのを買ってもいいのだが、まだ使えるので使い続けている。電池についてはすでにサポートされていないが、DOS/Vマシンのジャンク電池パックを買ってきて中身を詰め替えて使っている。




 使用しているカメラも古い。NikonのCoolPix 990という334万画素のデジカメである。




 このカメラでなくしては車関係のHPに使用する写真を撮影することが考えられないため使い続けているし、部品取り用に数台確保しておくつもりだ。最も特徴的なのが、最近はとんとみなくなったスイバル式と呼ばれるカメラのレンズが自由に動くタイプである点。これにより車の底部などローアングルの写真が実に撮影しやすい。また電池も単三で動くというところが嬉しい。専用電池だと、もし出先で電池ギレを起こしてしまったらもうどうしようもなくなる。最近のデジカメは専用電池タイプが多いため、実戦には向かないのである。さらにさらに、広角や3倍のテレコンバーター、各種フィルター類の装着、ストロボが4台まで増灯できるなど、機能的には一眼のデジカメ並みである点も大きい。



 あと、私の部屋にある変態的な機材も紹介しておこう。これパイオニアのCLD9000という、世界初のCDとレーザーディスクが再生可能なプレーヤーである。当時価格で30万円弱ではなかったかと思う。厚さは20cm弱あり、重さは20kgを超える化け物だ。今はこの部屋にはないが、初代Beta Proなど超アナクロマシンも多数保有している。一大骨董品ワールドな部屋で、当HPは作られている。