小ネタ情報
ユーノスコスモである。

エンジンルームを眺めていると、AZ−1に使えそうなものを発見してしまった。

それはAZ−1についているアイドルスピードコントロールバルブ(ISCバルブ)である。形が似ているのだ。この部品を後で調べてみたところ、コスモでもISCバルブとして使用されている事が分かった。
ISCバルブは一種の電磁弁で、エンジンがアイドリング中にカチカチと音がする。そのためラッシュアジャスターにエアが噛み込んで、バルブクリアランスが狂ったと勘違いされることがある。またカチカチという音が実に安っぽい。

AZ−1のISCバルブはどこにあるかというと、インタークーラーとスロットルバルブを繋ぐ太いゴムホース付近にある。

これだ。「頭」の色が異なるが、コネクターは同一のように見える。使えるかもしれない。

ユーノスコスモのISCバルブに交換できるとして、それにどんなメリットがあるかというと・・・カチカチ音が消える可能性があるという点だ。なんといっても500万円を超えたユーノスコスモである。アイドルでカチカチ大きな音を立てるはずがない。
一方AZ−1は軽自動車。当時のスズキのことだから、コスト最優先であったに違いない。となると、カチカチ音など2の次、3の次はずだ。もし交換可能だったら音が小さくなるに違いない。実験結果は後日お送りするAZ−1小ネタ情報の中で紹介する。