オペルスピードスター

 なんとな〜くどこかで見たことがあるような、ロータスエリーゼに似ているこの車。



 実は兄弟車である。インパネなんかはそっくりだ。



 が、エンジンが違う。ただ「ECOTEC」なる、とてもスポーツカーとは思えないラベルが貼ってあるエンジンだ。何がECOなのか聞いてみると、減速時に燃料カットするのだとか・・・って、どの車もみんなやってることじゃん。



 矢印の黒い板は、雨がエンジンに直接かからないようにするための物で、ヤナセがサービスで取り付けてくれるのだそうだ。





 結構荷物の入るトランク。なんて実用的な車だ。





 よくみると、最大積載量50kgとのラベルが貼ってあった。容積の割には重い物が積めないようだ。トラックのようなラベルを貼ったのはヤナセの仕業かどうか、また法令で必要な表示名のかどうかは不明。そういえば、ビートにも積載量表示があったような。





 フロントの足周りをみてみた。何かしら、赤い線が引いてあり、それにそって骨組みがつけられている。切った貼ったで作った車のようにも見える。切った貼ったで思い出されるのが、飛行機の製造現場。最近の飛行機の部品は世界各国で作られ一カ所で組み付けられるのだが、スペインで作られた飛行機のおケツ部分のツラが合わず、切った貼ったで組んだそうだ。ツラが合わないと言ってもmm単位の話ではなく、m単位だったという。ごく最近のボーイングでの話だったと思う。m単位で異なるものをつなぎ合わせる技術もすごいが、そういうものが空を飛んでもいいというのもすごい話だ。それに比べると、この車の切った貼ったはまだまだ序の口と言えよう。