ウエストフィールドスーパーセブン

 これもまたセブン一族の車だ。



 ケーターハムと比較すると、ウエストフィールドはSr3を原型に作られていることは明白である。

ケーターハム ウエストフィールド


 細かい違いはいろいろあるが、外観上はっきりわかるのがボディーから突き出たエキマニ部分である。ケーターハムは4本突き出ていて楽しいのだが、ウエストは2本。ちょっと寂しい。前出のSr4に至って、はたったの1本で非常に寂しい。
 ちなみにウエストの写真に写っているエキマニ直後にある筒は、サイレンサーではなく触媒である。

ケーターハム ウエストフィールド


 フロントのサスはSr3に近い構造をしている。が、サスはセブン一族ごとに細かく異なるのだ。F1のサスのような形から想像すると素晴らしいコーナリング特性を持っているように見えるのだが、実際は路面の些細な凹凸を拾ろって暴れまくるセブン一族共通のサスペンション特性を持つ。よってコーナーに突っ込む事が出来ず、危なっかしくてとてもスピードが出せない。意外でしょ。

ケーターハム ウエストフィールド


 アルミ1枚板のインパネ。かっこいい。





 意外に広い足下。とはいっても普通の車より狭い。そのため幅広の靴を履いてブレーキングするときは、クラッチを踏んだ左足の上に右足を重ねて踏んづけるようにして、ブレーキを踏まなければならない。



 ウエストフィールドは広島ではあまり見ないので、これまた珍しい車を見せてもらった。